遺品整理を楽にする生前整理のデメリットとは
昨年還暦を迎えましたが、そのときは同級生の誰も亡くなっていなくて、若い人から見ればただの歳をとったおじさんに見えるのでしょうが、自分の中では同年代よりもかなり若いし、もう10年以上ジムにも通っていて体力にも自信があるので、死について考えたことはこれまで全くありませんでした。
しかし、今回亡くなったのは高校時代に一番足が早くてスポーツ万能で頭も良かった学校一のイケメンで、最後に会ったのは5年ほど前の同窓会のときですが、そのときも私と負けないくらい若々しかったので、ショックはかなり大きかったです。
同窓会に参加した同級生たちのほとんどが火葬場にも来ていて、そこで故人の奥さんからいろいろな思い出話を聞きました。
突然の死でこれまで大きな病気もしたことがなかったということで、それもあって生前整理をしていたことには本当に驚かされました。
同級生の間でも生前整理の話になって、家族に迷惑をかけないためにも自分たちも始めた方がよいということになったのですが、生前整理をすることにもしデメリットがあれば教えて欲しいです。
時間やお金がかかることはデメリットです
しかし、生前整理をするためには時間もかかり、不用品が多いと処分にお金がかかるなどのデメリットがあります。
整理する荷物が少なければ時間もお金もかかりませんが、60年も生きていれば大抵の方は自分が思っている以上の荷物をたくさん抱えていて、整理するだけでもかなりの時間を要することになります。
不用品もリサイクルショップなどでお金に換えられればよいですが、思い出の品の全てがお金になることはほぼありません。家庭ゴミに出せないものが大量にあれば、処分に多額な費用がかかってしまいます。
体力に自信がある方ならよいですが、還暦を過ぎると大きな荷物を持ち上げるだけで腰を痛めたりする可能性が高く、整理するには相当な体力を使うことになるケースが多いです。
適当に整理してしまうと、必要な物を間違って捨ててしまい、後悔するような方も少なくありません。