遺品整理で気をつけるポイントとは?
一番上の兄は大阪に住んでいて、あとの2人は東京に住んでいます。私も室蘭市にはいますが父とは別の家に住んでいて、妻と子供が2人います。
父が遺した遺産は実家と現金と預貯金、それと株の証券がいくつかあって、これから遺品整理をして兄妹で遺産を相続する予定です。
話し合いについては皆が再び集まる四十九日に行う予定にしています。他の兄妹たちは仕事や子育てなどで忙しいようで、父の葬儀のときもあまり長く室蘭に滞在できなくて、今回も全員が揃うのは4日間しかありません。
スムーズに話し合いを行うためにも、こちらにいる私が実家の遺品整理をしようと思っているのですが、遺品整理をするときに気をつけるべきことがあれば教えてください。
最終的には遺品や私たちが昔使っていたごみの日に捨てられない不用品もたくさんあるので専門業者のお世話にならなくてはいけませんが、四十九日までできるところまでは自分で何とかしようと考えています。
一人で勝手に始めない方がいいです
自分には不要だと思っている遺品でも、他の家族にとっては大事なモノだったり、貴重品などを自分のモノにしたなどと疑われたりするようなこともあるので、一人で遺品整理を行うときには、事前に他の家族にそのことを伝えて了承をとることが大事です。
遺品整理を行う前には、遺言書の有無を確認しましょう。遺言書とは、故人が自身の財産の継承について最終的な意思を残したものであり、法的効力があるため、遺言書がある場合にはその内容に従った方法で相続しなくてはいけません。
遺言書はないと思っても、他の家族がその存在を聞いている可能性もありますし、家のどこかに置かれているようなケースもあります。また、最近は亡くなる前に終活を行う人も増えていて、エンディングノートを作成していて、その中に遺言書の保管場所が記載されているような場合もあります。
最終的に遺品整理業者に依頼するなら、遺品整理を行う前に相談してみることをおすすめします。遺品整理業者は遺品整理のプロなので、相続問題にも詳しく、的確なアドバイスをもらえる可能性が高いです。