不用品の片付けで失敗しやすいのはどんなこと?
まだ半年以上時間はあるので、なるべくお金をかけないで自分たちで片付けられればよいと思っていましたが、想像して以上にたくさんの不用品が押し入れなどからどんどん出てきて手に負えない状況になってしまいました。
高校生の息子がリサイクルショップに連絡して不用品の買取を試みましたが、結果は買取できるものはほとんどなく、そのお店は買取対象外の不用品の回収には対応していないということで別の業者に回収を依頼することにしました。
業者の手を借りるなら片付けも含めて作業してもらおうと考えているのですが、不用品の片付けで失敗しやすいことについて教えて欲しいです。
というのも、友人たちにどこかよい業者がないか聞いて回ると、この業界には悪徳業者も混じっているから気をつけるようにアドバイスされたからです。失敗は回避したいので、ためになるご回答ご指導をよろしくお願いいたします。
料金トラブルが多発しています
作業が終わった後に高額な追加料金を請求される事例が多く確認されていて、国民生活センターや消費者センターへの相談件数も年々増加傾向にあります。
トラブルになるケースが多いのが、見積り段階では安い金額を提示してきて、作業後にいろいろな理由をつけて追加請求をするというものです。
料金のこと以外で多いのが回収された不用品の不法投棄です。当然ながら一般家庭から回収した不用品は回収業者が責任をもって適切に処分しなくてはいけません。
しかし、山奥や空き地などに不用品が捨てられるというケースがたくさんあって、もちろん不法投棄は犯罪です。犯罪に手を染めたのは回収業者でも、依頼をした元々の不用品の持ち主が罪に問われることもあります。
不用品の片付けや回収を専門業者に任せる際の失敗を回避するには、依頼する前の下調べを入念に行うことが大切です。依頼しようと思う候補先の情報をしっかり調べて、実際に利用した人たちの口コミや評価を確認しましょう。
そのうえで、見積りをしてもらい対応をみながら本当に信頼できるか判断してください。回収や買取に必要な「一般廃棄物収集運搬業の許可」や「古物商の許可」などを取得していることを確認することも、信頼できる業者選びの大事なポイントです。